令和2年度秋季全国火災予防運動について

 

 令和2年秋季火災予防運動が次のとおり実施されます。

 空気が乾燥し火災が起こりやすい季節です。

 火の取り扱いに充分注意しましょう。

実施期間

 

令和2年11月9日(月)~11月15日(日)までの7日間

 

2020年度全国統一防火標語

 

『その火事を 防ぐあなたに 金メダル』

 

重点目標

 

1.住宅防火対策の推進

 

2.乾燥時及び強風時の火災発生防止対策の推進

 

3.放火火災防止対策の推進

 

4.特定防火対象物等における防火安全対策の徹底

 

5.製品火災の発生防止に向けた取り組みの推進

 

6.多数の者が集合する催しに対する火災予防指導等の徹底

 

住宅防火 いのちを守る 7つのポイント

 -3つの習慣・4つの対策-

 3つの習慣

 1.寝たばこは、絶対やめる。

 2.ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。

 3.ガスこんろなどのそばを離れるときは、必ず火を消す。

 

 4つの対策

 1.逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。

 2.寝具、衣類及びカーテンからの火災を防ぐために、防炎品を使用する。

 3.火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置する。

4.お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。

 

【火災注意】飛沫防止用のシート等の設置に伴う火災にご注意ください

 

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、店舗・事務所等での飛沫防止用のシートの設置が増えていますが、県外の商業施設において、シートの近くでライターを点火したところ、シートに着火し、火災が発生した事案がありました。
 ついては、店舗・事務所等において飛沫防止用のシートを設置する場合は、このような火災が発生しないよう次の点にご注意ください。

 

  • 火気や照明器具の近くに設置しないでください。
     飛沫防止用のシートは、燃えやすい素材の製品もあるため、コンロなどの火気や照明器具の近くには設置しないでください。

 

  • 消防用設備等や避難時の障害にならないよう設置してください。
     店舗の規模や用途などによって、消防法令で消防用設備等の設置が義務付けられています。飛沫防止用のシートを、自動火災報知設備の感知器やスプリンクラー設備のヘッド付近に設置すると、火災が発生した際、火災を有効に感知しない場合や散水障害となる場合があります。また、避難の際に支障とならないよう設置してください。

 

  • 設置について不明な点は消防署に相談をしてください。
     飛沫防止用のシートの設置について、不明な点がございましたら、消防本部予防広報課にご相談ください。

【火災注意】自動車内での消毒用アルコールの取り扱いにご注意ください

 

 

 アルコールには「火気に近づけると引火しやすい」「アルコールから発生する可燃性蒸気は、空気より重く、低いところにたまりやすい」という特徴があります。
 そのため、気温が高くなる夏場の自動車内に消毒用アルコールを放置しておくと、密閉された空間で、かつ温度が高くなることから、アルコールから可燃性の蒸気が発生し、滞留しやすい状況に。そのまま車に乗り込み、ライターに火をつけてしまうと、蒸気となったアルコールに引火し、火災となる恐れがあります。
 消毒用アルコールを持ち歩く際は、このような特徴に注意して、高温になる場所や火気の近くでの使用・保管はしないように気をつけましょう。

 

 

【火災注意】消毒用アルコール(エタノール等)の安全な取扱いについて

 

 新型コロナウィルス感染症の発生に伴い、手指の消毒等のため、消毒用アルコールを使用する機会が増えていますが、一般に消毒用アルコールの物性として、次の特徴があります。

 

○火気に近づけると引火しやすい
○アルコールから発生する可燃性蒸気は、空気より重く、低いところにたまりやすい。

 このため、ご家庭や事業所などにおいて、消毒用アルコールを使用する場合、火災予防上の注意事項に十分注意の上、安全に取り扱ってください。

 

 

            ご相談は板野西部消防組合予防広報課へ

            電話番号 088-672-0198

            FAX  088-672-2977

 

            E-Mail   yobouka@mail.netwave.or.jp

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